【FX歴14年のプロが解説】初心者でも分かる!FXの注文方法完全ガイド

FX(外国為替証拠金取引)では、さまざまな注文方法が用意されており、トレーダーは自身の取引スタイルや戦略に合わせて適切な注文を選択することが重要です。今回は、FX歴14年のプロトレーダーである筆者が、本記事でFXの主な注文方法について詳しく解説します。
1. 成行注文(マーケットオーダー)
成行注文は、現在の市場価格で即座に注文を執行する方法です。価格の指定をせずに注文するため、迅速に取引が成立しますが、市場の変動によっては予想よりも不利な価格で約定する可能性があります。
メリット
- すぐに注文が成立する
- 短期取引(スキャルピングやデイトレード)に適している
デメリット
- 価格の変動により、予想より不利なレートで約定する可能性がある
私は、裁量でデイトレードをしているため、成行注文をすることが多いです。場合によっては、損切りなどが重なる価格帯では成行注文はスプレッドが開いて予想より不利な価格で約定します。もっとも、通常は大体予想どおりの価格で約定しますので過度な心配は不要ですよ。
2. 指値注文(リミットオーダー)
指値注文は、あらかじめ指定した価格で買いまたは売りの注文を行う方法です。市場価格が指定した価格に達した場合にのみ約定するため、自分の希望する価格で取引ができます。
メリット
- 希望する価格で取引できる
- 計画的な取引が可能
デメリット
- 価格が指定したレートに達しない場合、注文が成立しないことがある
FXではよくあることですが、指値注文を出してその後指値で注文が成立せず、そのまま忘れていて全然関係ないときに注文が成立して焦ってしまうことがあります。指値注文をして注文が成立しなかった場合は、注文を取り消すことを忘れないようにしましょう。
3. 逆指値注文(ストップオーダー)
逆指値注文は、指定した価格に到達すると自動的に成行注文が発動する注文方法です。損切り(ストップロス)や、トレンドフォローのエントリーに活用されます。
メリット
- 損失を限定できる(損切り)
- トレンドに乗った取引が可能
デメリット
- 価格変動によっては、意図しない価格で約定することがある
デイトレーダーにとって、逆指値注文によるストップロスの設定は絶対に必要です。なぜなら、どんなに優位性のある手法でも、経済リスクや地政学リスクによって価格が瞬時に大きく逆方向へ動く可能性があるためです。
したがって、あらかじめストップロスを入れてリスクを限定するようにしましょう。
4. OCO注文(ワンキャンセルアザー)
OCO注文は、「指値注文」と「逆指値注文」を同時に出し、どちらか一方が成立するともう一方が自動的にキャンセルされる注文方法です。
メリット
- 利益確定と損切りを同時に設定できる
- 相場の動きに応じた柔軟な取引が可能
デメリット
- 一方の注文が成立すると、もう一方は自動キャンセルされるため、再設定が必要になる場合がある
デメリットについては、ストップロスと目標値での利益確定を設定したときは、一方の注文が成立したらもう一方の注文はいらないのでメリットに変わります。
私の場合、OCO注文はほとんど出さないのですが、すでにポジションを持っていて、過去に意識されたラインに到達すると上位足レベルでの反落・反転が予測できる場合、目標値を設定し、夕飯の買い出しや就寝前にストップロスと決済を同時に出すことがあります。
5. IFD注文(イフダン注文)
IFD注文は、最初の注文(指値または成行注文)が成立した場合に、次の注文(指値または逆指値注文)を自動的に出す方法です。
メリット
- エントリーと同時に決済注文を設定できる
- 手動で決済注文を入れる手間が省ける
デメリット
- 初回の注文が成立しないと、次の注文も発動しない
私の場合は、成行注文成立後、逆指値でストップロスを設定することが多いのでIFD注文をあまり使いませんが、あらかじめ注文の集中しやすい価格を分析して、そこにIFD注文で指値と逆指値を指定して動く瞬間を捉えるトレーダーもいますよ。
6. IFO注文(イフダンOCO注文)
IFO注文は、IFD注文にOCO注文を組み合わせた注文方法です。エントリーと同時に、利益確定の指値注文と損切りの逆指値注文を設定できます。
メリット
- エントリーと同時に利益確定・損切りを自動設定できる
- リスク管理がしやすい
デメリット
- 最初の注文が成立しないと、OCO注文も発動しない
トレードではできる限り利を伸ばした方がトータルで有利と考えているため、利益確定の決済を指値で入れるのは、先述のとおり用事があるとき以外はしません。そのため、私の場合はIFO注文をほとんど使わないですね。
もっとも、目標値できっちり決済したいトレーダーにとってはとても便利な機能だと思います。
まとめ
FXでは、注文方法を適切に選択することで、効率的な取引とリスク管理が可能になります。初心者は、まず基本的な成行注文や指値注文を理解し、徐々にOCO注文やIFO注文などの高度な注文方法を活用していくのがおすすめです。
私の経験から言えることは、自分の取引スタイルに合った注文方法を活用することが、成功の鍵となるということです。ぜひ、本記事を参考にして、より戦略的なトレードを実践していきましょう!